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櫻坂46藤吉夏鈴は張り込みが得意?「人間観察したいタイプなので」初主演映画で新聞部員演じる

日刊スポーツ 2024年7月29日 16時31分

櫻坂46藤吉夏鈴(22)が29日、東京・三輪田学園中高で行われた初主演映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」(小林啓一監督、8月9日公開)の高校生新聞部限定試写会に出席した。高校の新聞部員を演じ、“見張り系”の取材が得意だと明かした。

同校はじめ東京、神奈川、埼玉の高校新聞部員ら63人(顧問ら含め78人)を前に、同じ新聞部員役で共演した女優高石あかり(21)と登場し、拍手を浴びて笑みを浮かべた。「こうやって学生の皆さんに囲まれているのが久しぶりなので緊張しているんですけど、頑張って質問に答えますので、たくさん質問していただけるとうれしいです。よろしくお願い致します」とあいさつした。

同作は、高校の新聞部を舞台に、社会の隅から大人たちの闇を暴いていく高校生たちの姿を描いた社会派エンターテインメント。藤吉は文学オタクな高校1年生の所結衣を演じる。映画初出演で初主演。「所結衣ちゃんはすごく素直でまっすぐな女の子だったと思うんですけど、行動や表情が愛らしい、周りにいたらつい構ってあげたくなるようなキャラクターだったので、私も演じている間は愛されるキャラクターであればいいなと思っていました」と説明した。

高校時代を振り返り、「吹奏楽部の部長をやっていたんですけど、あんまりまとめられた感はなかったです」と苦笑した。「静かでしたね。すごく。あまり友達とかいなくて。違う高校ではお友達がいたタイプでした。同じ高校ではなぜかできなかったですね…」と吐露した。

高校生たちからの質問に答えた。新聞部のイメージについて「新聞部に入った時に、かさね(高石)から詰められるシーンがあって、原稿をやり直したり。だから、やり直しをさせられたり、怒られるイメージをついちゃっていて。でも、今日お会いしてみると、またイメージが変わりました」と伝えた。「新聞に慣れていない役柄だったので、あまり検索とかはせずに挑みました」と明かした。

普段は取材される立場だが、劇中では取材する記者を演じた。藤吉は「基本的には、かさねについていっただけなんです」と前置きしつつ、「楽しかったのは、サッカーをしている先生を見張るシーン。私自身言葉が上手なほうではないので、そういう見張る系の取材のほうが得意なのかもしれないです」と分析した。

今後どんな新聞を作ってみたいか聞かれ、高石から「張り込みたいですか?」と聞かれ「張り込みたいですね。人間観察したいタイプなので。それをうまく文字に起こせるか分からないんですけど」と答えた。高石から「まだ藤吉さんのことあまり知らないので、インタビューさせてください!」と言われると「怖いです…自信ないです」と返し、笑いを誘った。高石も「私は(藤吉に)張り込まれちゃうかも…」と笑顔でジョークを飛ばしていた。

また「文字を書く人として何を表現したかったか」と聞かれると、藤吉は「グループに所属していて、活動としてブログをやっていまして」と切り出した。「グループの中で更新頻度が低くて。文章を書くのがすごく苦手で。メンバーのみんなは1日で書いてその日に出すみたいな感じなんですけど、私は1週間かかってもまだ完成しないみたいな感じで」と告白。「ブログを書かなくなって、今2カ月はたっていて。本当にヤバいので、今その質問を聞いて、宿題やってない、じゃないですけど、そっちを思い出してしまいました」と苦笑していた。

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