俳優の西垣匠（25）が29日、パリ五輪で日本の個人では五輪初となる金メダルを獲得した、フェンシング男子・エペ種目、世界ランキング3位の加納虹輝（26＝JAL）を祝福した。
西垣の父はパリ五輪フェンシング女子・エペのコーチを務め、自身も石川県高校総体の男子個人エペ優勝や全国高校総体フェンシング競技大会の男子個人エペ6位を獲得するなど経験者だ。
加納とは試合した経験もあるといい「強化合宿に行った際に、試合をさせていただきました。その頃から、とても強かったです」と振り返りつつ「男子個人エペでの金メダルの獲得、本当におめでとうございます」と祝福した。
また、同じく男子・エペに出場した山田優（30＝山一商事）とはメッセージを交換する間柄だといい「優勝が決まった時も真っ先に連絡して、加納選手におめでとうございますとお伝えください！ とメッセージを送りました！」と明かした。
西垣はフェンシングの魅力について「かつては貴族が嗜んだ、礼儀を重んじるスポーツなので、所作やスポーツマンシップはとても魅力だと思います。また、相手との読み合いが常に行われているので、そこが分かると、一気に面白く感じられると思います」と語った。自身は現在、俳優としてテレビ朝日系ドラマ「顔に泥を塗る」に出演中だ。「常に相手との間合いを測りながら行っているのですが、お芝居の際にも相手との距離感、心の間合いを測っているので、その部分は生かされているかと思います」とフェンシングの経験が俳優活動にも生かされているとコメントした。
◆西垣匠（にしがき・しょう）1999年（平11）年5月26日、石川県生まれ。小学生の時にフェンシングを始め、高校時代はインターハイ出場、日本代表に選ばれたことも。慶大に進学し、ミスター慶應に選ばれ、その後芸能界へ。MBS「夢中さ、きみに。」でデビュー。TBS系「ドラゴン桜」第2シリーズ、フジテレビ系「時をかけるな、恋人たち」など出演。テレビ朝日系「顔に泥を塗る」が放送中。178センチ、血液型B。趣味はゲーム、お笑い鑑賞。