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遠野なぎこ、柔道・阿部詩の号泣に対する非難の声に怒り「何様なんだか。不憫過ぎる」

日刊スポーツ 2024年7月30日 19時34分

女優の遠野なぎこ(44)が30日、インスタグラムを更新。パリ五輪柔道女子52キロ級で敗退した阿部詩(24)の号泣に対する賛否の声に私見を述べた。

遠野は「皆さんこんばんは、遠野なぎこです。『人の心に寄り添えないのか…』。今回のオリンピックの、阿部詩選手の敗退の涙。その姿に賛否の声があるようで。私には信じられない。それでも同じ血が通った人間ですか。…あれだけ美しい涙があるだろうか。…あれだけ美しい叫び声があるだろうか。人は本当に身勝手に何でも言いたがる。自分は同じ土俵に立った事もない癖に」と賛否の声に苦言を呈した。

「私はとても感動しましたよ。負けた姿を見せてくれた事にも、その現実を身体中で悔しがる姿にも涙をしましたし勇気を頂きました。あんなに泣き叫べる程の努力を我々は果たして1度でもした事があるのか、改めて考えさせられました」と自身の思いをつづり「少なくとも、世界の闘いの場に立った事がある人間なんてほんの一握り。どれだけ身を削り生きていらっしゃた事か。私達には想像もつかない世界です。だから、泣いたんです。だから、魂の叫び声が出たんです。そこに文句をつけるなんて、言語道断。何様なんだか。不憫過ぎる」と非難の声に怒りを示した。

「阿部詩選手、勇気をありがとう。素敵な試合をありがとう。これからもずっと応援しています」と感謝と応援の言葉で投稿を結んだ。

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