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【スケボー】敗退14歳の頭にチョウ「学会としてはポストせずにいられない」種類特定→本人感謝

日刊スポーツ 2024年7月31日 13時7分

パリオリンピック(五輪)のスケートボードに出場した小野寺吟雲(14)が、試合後にインタビューを受けた際、頭に飛んできたチョウが止まるシーンがあった。その後、チョウの関連学会が種類を特定し「ポストせずにいられない」と拡散。小野寺本人もインスタグラムで感謝の言葉をつづった

世界ランク1位の小野寺は29日の男子ストリート予選でまさかの予選敗退となった。競技後、試合を振り返るインタビューの場面で、濃色にオレンジ色のラインが入ったチョウがひらひらと小野寺の右の頭部に止まると、すぐに飛び立った。小野寺は気づく様子がなかったが、そこから「もっと(スケボーが)うまくなりたいです」と前向きにコメント。SNS上では「神秘的」「「お疲れ様!感動をありがとう!」って蝶々が伝えてくれてるみたいに見えた」「ファンタジー」などと話題となっていた。

この動画に、92年に創設された、蝶を愛する約400人が所属する「日本蝶類学会」が公式Xで反応。チョウの止まる様子の画像とともに「パリオリンピック、学会としてはポストせずにいられないシーンが」と切り出し。「小野寺選手の髪にとまっているのはVanessa atalanta ヨーロッパアカタテハですね」と特定した。同学会は「これからもアスリートにとまる蝶たちに注目していきたいと思います」とほほえましく記した。

これに小野寺は公式インスタグラムで感謝。英語で「日本蝶類学会が、私の頭にキスをしたこの蝶の名前を、昨日調べてくれました」と報告すると「本当にありがとう。本当にありがとうVanessa atalanta」と、学会とチョウにお礼をつづった。

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