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元バスケ選手俳優が激怒投稿を「訂正」河村勇輝の不可解判定めぐり「冷静に考えたら…」心境変化

日刊スポーツ 2024年7月31日 14時32分

俳優でタレントの副島淳(40)は31日、TBS系「ひるおび」(月~金午前10時25分)に出演。パリオリンピック(五輪)のバスケットボール男子で、開催国フランスに延長戦の末、90-94で敗れた日本をめぐる審判の判定の不可解さに対し、試合直後にX(旧ツイッター)に投稿した怒りの思いを「修正」した。

試合は、残り16秒で日本が84-80とフランスを4点リードしていた際、フランスの選手が3点シュートを打った際、河村勇輝(23)がファウルを取られ、フリースローを与える形に。ともに決められて同点に追いつかれ、日本はその後、延長の末に敗れた。

身長195センチで、学生時代にバスケットボールに没頭した副島は、試合直後の投稿で「あまり言いたくないのですが…。。。」と前置きし、フランス選手をディフェンスする河村の写真とともに「どこがファールやねん!!!!!! 大誤審やでホンマに!!!!!!」と怒りを爆発。その後「ちょっと待ってくれ あんな世紀のナイスゲーム見た後すんなり寝れるわけありゃせんて」「ふー 落ち着けおれ 心拍数下げたいと思います」と、複雑な思いをつづっていた。

副島は「ひるおび」の中で、河村がファウルをとられた背景について、リモート出演で詳細に分析したバスケットボールアナリストの佐々木クリス氏の解説を聞いた。佐々木氏は、ファウルを取られる前に河村が相手選手の腰に左手を付けていたことに触れ「腰を押したかどうかは定かではないし、ぼくの見る限りでは流してもいいような接触の範囲」とした上で「最初はシュートに影響がないほどの接触と思ったかもしれないが、(相手選手が)空中で体勢を崩したことが、さかのぼって(笛を)吹かないと、と思わせた可能性もある」「(河村は)ここはむしろ背中を向けてでも、もしかしすると(相手に)3ポイントの成功を許容した方がよかったかもしれない」などと、分析した。

副島はこの分析を聞いた後で「正直、ぼくも感情に身を任せて(試合後に)初めてXに思いをぶつけるポストをしてしまった。『あれはなんなんだ』と」とした上で「でも、ひと晩たって冷静に考えたら、フランスのあの選手がすごかった。(日本に勝つには)あの選択肢しかないので…」と述べ、試合直後の投稿からの心境の変化を口にした。

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