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武井壮、卓球ラケット折られた中国選手敗退「不憫でならない」パリ五輪

日刊スポーツ 2024年8月1日 10時44分

タレント武井壮(51)が1日までにX(旧ツイッター)を更新。パリオリンピック(五輪)卓球混合ダブルスで金メダルとなりながらラケットが折れるアクシデントに見舞われた世界ランク1位の王楚欽(24=中国)が、一夜明けた男子シングルスでは2回戦で敗退したことについて言及した。

王は7月31日の卓球男子シングルス2回戦で、同26位トルルス・モーレゴード(スウェーデン)に2-4。中国勢が他国選手に敗れるのは04年アテネ大会以来、20年ぶりとなった。前日30日の混合ダブルス金メダル獲得後にラケットをカメラマンに踏まれ、折られる事態が発生。「正直に言うと、昨日のことが気持ちに全く影響がないとは言えない。ただ、それが負けた原因ではないと思う」と言葉を紡ぎ、「自分のミスが多かったから、負けたと考えている」と潔く会場を後にした。

武井は「モーレゴードはいいプレーしたと思うけど」と勝者を称えつつ、「これはさすがに王楚欽が不憫でならない」と同情した。

21年東京五輪で卓球混合ダブルス金メダルの水谷隼氏は7月31日のX投稿で、選手にとって何より大切なラケットを折られるアクシデントに見舞われた王を同情し、「同じくらいの実力の選手と、自分の物じゃないラケットで試合したら10000%勝てない」とつづっていたが、王の敗退を受け「1日でスペアラケットに慣れるのは難しい。オリンピックのシングルスで中国選手が負けたのは2004年のアテネオリンピック以来。そう考えたら卓球は用具がどれだけ重要な競技か分かってもらえたかも」と投稿。「もちろんモーレゴードのプレーも素晴らしかった。スウェーデン復活!!」と勝者への賛辞も添えた。

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