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玉川徹氏「誹謗中傷してる連中は認識すべき。そんな権利ない」パリ五輪選手らへの誹謗中傷で主張

日刊スポーツ 2024年8月1日 15時25分

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は1日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、パリオリンピック(五輪)で審判の判定や選手の対応をめぐり、SNSで誹謗(ひぼう)中傷が相次いでいることについてコメントした。

今大会では、日本勢でもたびたび起きている審判の微妙な判定内容や、試合に敗れるなどした選手に対し、批判や心ない投稿があり、番組では国際オリンピック委員会(IOC)が初めて、選手の心のケアを行うスペースを選手村に開設したことを報じた。現地の特派員から、選手がリラックスできる環境が整えられたり、今後4年間、70の言語による相談窓口も設置され続けることも伝えられた。

解説で出演したスポーツライターの小林信也氏は「4年に1度、これだけ高いテンションでみなさんがスポーツを見るのも、オリンピックならでは」とした上で「実はスポーツ界は残念ながら審判のミスは多く、ぼくは毎日イライラしているが改善できていない」と指摘。「前の(東京)五輪では金権体質が問題として認識されたけど、今回は審判が権力を持ちすぎじゃないの? 違うフェアな試合の仕方はないの?ということを考える、ひとつの機会になればいいと思っている」などと提起した

そうした中、玉川氏は「だれかがだれかを誹謗中傷する権利なんて、世界中どこにもない。それをやっていることを認識するべきですよ、誹謗中傷している連中はね」と、厳しくただした。

その上で、プラットフォーム事業者に対しても「何のために彼らは、AIに投資しているのか。ものすごい金額を。AIを使えば、それが誹謗中傷かどうかなんて一発でわかるでしょ。今の技術なら」と、AI技術を使った防止策を講じるべきと指摘。「やってないだけですから、あの人たちは。その責任を、事業者たちは認識するべきだと思います」とも訴えた。

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