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逮捕の元C-C-B田口智治容疑者「頸椎症性骨髄症」「週2回精神科の診察」FBに心情つづる

日刊スポーツ 2024年8月1日 17時27分

自宅で覚醒剤を所持したとして、関東信越厚生局麻薬取締部が覚醒剤取締法違反の疑いで、「Romanticが止まらない」などの作品で知られるバンド「C-C-B」の元メンバーで無職の田口智治容疑者(63)を逮捕していたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。すでに東京地検に同法違反罪で起訴されているという。

田口容疑者本人のものとみられるフェイスブックの、23年12月17日の投稿には「今は頸椎症性骨髄症を患ってからちょっと歩くのが困難ですが杖を突いて歩くほどではないです」とつづられていた。また「週2回精神科の診察やプログラムや自助グループに通っています」などともつづられていた。同容疑者は、15年7月に覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕され、同9月に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の有罪判決を言い渡されている。

さらに、フェイスブックには

「精神科の先生からいつも言われる言葉があります。『チュウさんはもっと自分の事大切にしてあげてください それがチュウさんの目標であり幸せにつながります』と」

「自分の幸せって何? 自分の目標って何? それはみんなが幸せになってくれること。その中に自分も入れてあげることはお座なりにしてきたのかもしれません」

「もう鍵盤から離れて8年という月日が経ちました。最近埃だらけのピアノの蓋を開け、せめて自分が作った曲ぐらいは弾けるだろうと思いカレンダーの裏に大きくコードを書いて弾いてみました。8年のブランクを甘く見てました。鍵盤はそんな簡単に弾かせてくれませんでした」

「今の気持ちを正直に書きます。今は幼い頃からずっと一緒だった鍵盤から解放されたといった思いが強いように思えます。パーセンテージでいったら80%が解放感、残りの20%は自分でもよくわかりません」

などと、体調の悪化と、それに伴う演奏の困難さ、迷いなど鬱屈(うっくつ)とした心情がつづられていた。

捜査関係者によると、同容疑者は6月18日に東京都足立区の自宅で、覚醒剤約0・585グラム(末端価格3万8000円相当)を所持した疑いで現行犯逮捕した。

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