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伊藤沙莉、NHK朝ドラ「虎に翼」16・9% 航一は戦争中に経験したある秘密を語り始める

日刊スポーツ 2024年8月5日 10時9分

伊藤沙莉がヒロインのNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜)2日に放送された90回の平均世帯視聴率が16・9%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・5%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第60回の18・1%。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。

あらすじは、判決後、涼子(桜井ユキ)の店で偶然一緒になった寅子(伊藤沙莉)らと杉田(高橋克実)たち。戦争で娘と孫を亡くした杉田の「戦争を止めることはできなかった」という言葉をきっかけに、航一(岡田将生)は戦争中に経験したある秘密を語り始める。航一は内閣直轄の総力戦研究所に所属し、戦争の机上演習を行っていた。日本は敗戦すると予想したが、それは上層部に受け入れられず、解散となった。その後、日本は机上演習をなぞるように敗戦した。航一は戦争を回避できなかったことに責任を感じ心情を吐露し、寅子は背中をなでて慰める。

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