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パーマ大佐「ただの卓球好きです」解説者として「モーニングショー」でパリ五輪卓球語り尽くす

日刊スポーツ 2024年8月2日 14時2分

お笑い芸人のパーマ大佐(30)は2日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、パリオリンピック(五輪)で奮闘する卓球日本代表に関するパネル企画に「解説者」として登場、詳しすぎる卓球の知識を披露しながら、卓球日本代表の今後の展望などを語った。

パーマ大佐は「卓球はラバーの部分、用具が大事になるスポーツ。ラバーの使い方やプレースタイルによっては、70歳とか80歳でも10代の若い選手に勝つことができるという面白い特性を持っている」と力説。世界ランキング1位の王楚欽(24=中国)が7月30日の混合ダブルスで金メダル獲得後、ラケットをカメラマンに踏まれ、折られる事態に見舞われ、その後のシングルス2回戦で敗退したことについても「1グラム単位で自分にベストなラケットは何かと、いう感じで臨んでいる。壊れてしまったのはプレー面もそうですがメンタル面が大きな影響が出ると思う」と冷静に分析した。

女子シングルス準決勝に進んだ早田ひな(24)について「想定以上に苦戦だった」としながらも「ひなドラ」と呼ばれる強烈なフォアハンドについて、映像を見ながら身ぶり手ぶりで解説したり、パネルに記された項目をフォローしながら、早田のプレースタイルについても次々と解説を続けていった。

同番組では、バスケットボールの豊富な知識を持つ俳優満島真之介(35)の「情熱解説」がおなじみだがパーマ大佐の分かりやすい解説ぶりに、番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一は思わず「すごくないですか?この解説。失礼な言い方ですけど、特に目立った卓球の実績はないんでしょ?」と驚く場面も。パーマ大佐は「ただの卓球好きです」と応じ「みなさん、卓球はやるのが好きという属性があると思うんですけど、ぼくは珍しい方で、見るのが好き。変わったタイプなんです」と述べた。

羽鳥が、満島のバスケ解説を念頭に「満島さんに並びました」と称賛すると、パーマ大佐は「うれしいです。ありがとうございます」と笑顔で応じたが、玉川氏からは「いや、並んでるかなあ」とイジられ、羽鳥にも「ごめんなさい。並んではいない。並びつつある」と前言撤回されたものの、パーマ大佐は「並べるように頑張ります」とつつましく応じていた。

パーマ大佐は、今後行われる卓球団体戦について「個人的には、女子団体は過去の大会の中で今回がいちばん金メダルに近いメンバーと思う。ぜひ頑張ってほしい」とエールを送り、かぎとなるのは「インド」だと指摘した。男子については「台湾とスウェーデン」をポイントにあげた。

最後には羽鳥から「またお会いできる可能性がありましたら…ぜひ」と遠慮気味に振られたが、パーマ大佐は「ぼくはいつでも来たいですよ。いつでもみなさんにお会いしたいんですけど。いつでも呼んでください」と、「再解説」を熱烈アピールした。

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