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田原総一朗氏が岸田首相と面会 自民党総裁選も話題に?待望論浮上の小泉進次郎氏にも言及

日刊スポーツ 2024年8月2日 17時13分

ジャーナリスト田原総一朗氏(90)は2日午前、首相官邸を訪れ、岸田文雄首相と面会した。

今秋の自民党総裁選も話題になった可能性があるが、田原氏は面会後の報道陣の取材に、首相とは別の人物の総裁選出馬論に言及した。自身が、小泉純一郎元首相や森喜朗元首相、中川秀直元官房長官らと定期的に開いている会合に7月に出席した際、森氏と中川氏が、出馬待望論が出ている小泉進次郎元環境相(43)について、総裁選出馬を勧める考えを示した、と明かした。

また、この時、進次郎氏の父の純一郎氏は「本人がやると言ったら、私は反対はしない」と述べ、本人が出馬を決断すれば反対はしない考えを示したとも明かした。

純一郎氏は今年5月、都内の会合に出席した際、進次郎氏の総裁選出馬論について「息子は(すぐには)出さない」「50歳になるまでは、総理を助ける役割をこれから数年続けなさいと諭してある」と述べたと、同席した山崎拓元自民党副総裁が、取材に説明していた。

進次郎氏自身は総裁選について態度は明確にしていないが、最近は視察などで露出する機会が増え始めている。自民党内では、派閥パーティー裏金事件で国民の信頼を失った自民党のイメージ刷新をはかるため、進次郎氏や「コバホーク」こと小林鷹之・前経済安全保障相(49)ら中堅若手への出馬待望論が出ている。

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