Infoseek 楽天

99歳現役最高齢の落語家・桂米丸さん老衰で死去 最後の高座は19年9月下席の新宿末廣亭

日刊スポーツ 2024年8月5日 10時39分

現役最高齢99歳の落語家桂米丸(かつら・よねまる)さん(本名須川勇=すがわ・いさむ)が1日午後4時45分、老衰のため都内病院で亡くなった。落語芸術協会が5日、発表した。葬儀は4日に近親者によって営まれた。

落語芸術協会最高顧問、新作落語の第一人者として知られた。寄席定席の最後の高座は19年9月下席の新宿末廣亭だった。

横浜市生まれで46年に古今亭今輔に入門。49年に4代目桂米丸を襲名し、真打ち昇進。落語芸術協会の初代会長。紫綬褒章、旭日小綬章。

同協会会長の春風亭昇太は、米丸さんが亡くなったことを受け「桂米丸師匠は長年にわたり落語芸術協会の会長として尽力され難しい局面でも協会をまとめ、新作落語のトップランナーとして落語会の発展に貢献されてきました。長きにわたり高座を務められた99年間の立派な人生に尊敬と感謝を込めてご冥福をお祈りいたします」とコメントした。

この記事の関連ニュース