Infoseek 楽天

「世界で最もセクシーな水泳選手」トマス・チェッコン、選手村の暑さ訴え公園で寝る姿が話題に

日刊スポーツ 2024年8月5日 12時2分

パリオリンピック(五輪)競泳男子100メートル背泳ぎで金メダル、4×100メートル自由形リレーで銅メダルを獲得したイタリアのトマス・チェッコン(23)が、選手村の暑さなど窮状を訴えた後、公園で寝る姿がキャッチされて話題を呼んでいる。引き締まった肉体と美しいビジュアルが「まるでモデルみたい」だと世界中のファンから熱視線が集まっているチェッコンは、7月31日に行われた男子200メートル背泳ぎ準決勝で敗退した後のインタビューで、選手村にエアコンがないことや食事について不満を述べ、「騒音と暑さで、夜も昼も眠れず、少し疲れていた」と選手村の現状を訴えていた。

数日前に銅メダルを獲得した際に表彰台で腹筋を見せたことで「世界で最もセクシーな水泳選手」と呼ばれたチェッコンが、「睡眠をとるためにあらゆる手段を講じなければならなかった」と英サン紙が伝えており、意外な場所で眠る姿を掲載している。芝生に敷いた白いタオルの上に靴を脱いで靴下を履いたまま横たわって眠るチェッコンの写真は、サウジアラビアのボート選手フセイン・アリレザが偶然見かけて撮影し、インスタグラムに投稿したものだという。

ベンチの下の草むらで熟睡しているように見える写真には、選手村の敷地内がタグ付けされており、選手村内の公園で仮眠を取っていたものと思われる。同紙は「イタリアのスターは、疲労回復のために野外で寝ることで、独自の方法で問題を解決しようとしている」と、選手村の環境を皮肉っている。一方、この写真がいつ撮影されたかは不明で、4日に行われた男子4×100メートルメドレー決勝にチェッコンとチームメイトが進出できなかった前なのか後なのかは分からないという。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

この記事の関連ニュース