高校生ユーチューバーのゆたぼん（15）が6日までにYouTubeチャンネルを更新。自身が受けた高等学校卒業程度認定試験（以下、高卒認定試験）の結果を発表した。
ゆたぼんはYouTubeやSNSでの活動を休止して高卒認定試験に挑んでいたが、今回の動画で、自身が受けた8科目の自己採点を発表。「1科目ごとに100点満点中40～50点前後取れていたらまあ合格と言われていて、45点以上取れていたら合格かなと僕は判断したい」と説明した。
自己採点結果は、気合を入れて臨んだという「公共」が80点、苦手だという「国語」は51点、得意な「数学」は71点、「科学と人間生活」は65点、受ける予定ではなく勉強をしていなかったという「英語」は29点、「地理」は50点、「歴史」は46点、「生物基礎」は50点だった。
英語以外の7科目が合格ラインを越え「よっしゃーっ！」と拍手とガッツポーズで歓喜。「つまり、勉強したら合格できるんですよ。だって僕でもできたんですから。この動画を観てる人でも、ほかの不登校の子でも大丈夫です。やればできる！ 僕は有言実行しました！」とエールを送った。
ゆたぼんは小学3年のときに不登校になって以降、学校に通わずユーチューバーとして活動してきたが、中学3年になった昨年の2学期に初めて登校。今年3月3日に高校受験に向けてSNSの活動を休止すると発表。同8日に受験が終了したこと報告し、同14日にYouTubeチャンネルで不合格だったことを明かした。5月4日、今後の進路について、高卒認定試験を受けると明かした。同26日には日本航空高校（通信制課程）メタバース工学科に入学し、高校生になったことを報告している。