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【レスリング】須崎優衣敗退に解説者もらい泣き「ダメ!」6回連呼「申し訳ないと思わないで」

日刊スポーツ 2024年8月6日 20時37分

東京五輪で金メダルを獲得したレスリング女子50キロ級の須崎優衣(25=キッツ)が、パリオリンピック(五輪)1回戦でインド選手に敗れて、連覇がなくなった。

日本時間夕方に行われた試合の地上波での生中継はなし。スケートボード女子パークが告知されていたフジテレビ系で、午後7時過ぎから録画放送された。解説でリオ五輪女子48キロ級金メダリストの登坂絵莉さんは、残り10秒を切ったところで須崎が相手選手にバックを取られると「ダメ!」「ダメ!」「ダメ!ダメ!ダメ!」「ダメ!」と6度、叫んだ。

試合後、須崎が涙ながらに、応援してくれた人に「申し訳ない」と繰り返すインタビューも放送された。19年の全日本選手権で須崎と東京五輪出場を争い敗れた元ライバルでもある登坂さんは「これがオリンピックの怖さなんだな、ということを私自身が感じてますし、ものすごく東京オリンピック以降ですね、世界中から研究されて、苦しい3年間だったと思います」と話すと、耐えきれず、もらい泣き。言葉を詰まらせながら「『本当に申し訳ない』と本人は言っていたんですけど、胸を張って欲しいなと思いますし、また、可能性があるので、そこに向かって気持ちを、もし敗者復活があるとするなら、切り替えて欲しいなと思います」と語った。最後まで涙声で、「まずは本当に胸を張って欲しいなと思います。申し訳ないと思わないで欲しいなと思います」と呼びかけた。

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