Infoseek 楽天

フワちゃん擁護で批判殺到の箕輪厚介氏「だからお前らはうだつが上がらないんだ」と反論

日刊スポーツ 2024年8月7日 14時3分

幻冬舎の編集者、箕輪厚介氏が7日、YouTubeチャンネルを更新。タレントのフワちゃんが不適切投稿により炎上している騒動に言及した。

箕輪氏は「フワさんってそもそも、そんなに評判が良くないんですよ。僕も業界の端くれでいますけど、カメラの回っていないところで…あんまり好きじゃないっていう業界の人とかいまして。面白がる人もいれば、失礼だと、本当に嫌いと思う人もいる」と、フワちゃんに関する業界内の“悪評”に触れつつ、自身も「別に好きじゃない側だった」と明かしたが、それでも過度なバッシングに反対し、X(旧ツイッター)で「みんな、フワさんいじめすぎ。あんなのよくある失言ですよ」と呼びかけたところ、自身にも批判の声が殺到したことを明かした。

フワちゃんを擁護したことで「あんなのがよくある失言っておかしくないですか?」「死ね、なんて人生で言ったことないし、言う人がおかしい」「失言では済まされないと思います」などといった声が寄せられたという。

そうした声に「うるさいよ、と。『ダメなことはダメ』っていう論はうるさい。知ってるよ、『死ね』って言ったらダメってことぐらい」と、辟易(へきえき)する様子をうかがわせつつ「失言みたいなことから殺人みたいなことまで、悪いことにはグレードがあるじゃないですか、信号無視とか立ちションから、人殺し、強盗ってグラデーションがある中で、今の世の中、そのグラデーション関係なく、どんなことでも悪いことをしたら最終の、その人間が立ち上がれないところまでたたいて仕事を干す、みたいなことが行われる。今のSNSの公開処刑みたいなのってグラデーションがないんですよ」とSNSにおける昨今の風潮について解説した。

自身に批判コメントを寄せたXユーザーらについて、過去の投稿の傾向などから「今の生活に不満を持ってて、政府の悪口を言ったり会社の悪口を言ったりしているような人たち」と推察。「そうした自分の不満みたいなグツグツしたものを、表舞台に立っているやつがワンミスしたことでたたいて引きずり下ろすみたいなことで解消するみたいなこのプレー、もう止めませんか?」と呼びかけた。

続けて「みんながたたいているときにたたきすぎ。『みんなたたいてるんだから、ええやん』って、みんなが石投げてるときに一緒になって石投げてるやつダサい。だからお前らはうだつが上がらないんだ」と批判。「自分なりの物差しとか、自分なりの意見とか、自分なりの判断ができない。『悪いものは悪い。みんながたたいてるから俺もたたく』みたいなことしかできないから自分オリジナルな仕事とか価値が生み出せなくて、結果、そういう人生になってるわけでしょ?人をたたいているヒマがあったら、自分にしかできない考え方とか仕事とか人間関係とか、そういうものを作ってほしいなと思います」とうながした。

この記事の関連ニュース