8日に放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜午前8時）で、7日（日本時間8日）に行われたパリオリンピック（五輪）レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級で金メダルを獲得した日下尚（23）の「陽キャラ」を、出演者が絶賛した。
日下は決勝で、ジェメブ・ジャドラエフ（カザフスタン）に5－2で勝利。日本グレコ史上最重量で、五輪制覇を果たした。日下の名前の「尚」は、2000年シドニー五輪女子マラソンで金メダルに輝いた高橋尚子さんが由来だが、日下は金メダル獲得後のインタビューで、高橋さんがインタビューで口にした「最高に楽しい42・195キロでした！」と思わせるように「最高に楽しい6分間でした！」と、笑顔で喜んだ。
日下の戦いやインタビューをVTRで見た元プロ野球選手でタレント長嶋一茂（58）は「日下選手、あのキャラクターですから…最高のキャラクターですよ」と評し、番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一も「いいキャラクターですよね」と応じた。一茂は「（五輪）初出場で金メダルで『6分間楽しめました』なんて、なかなか言えない。試合が始まる前は、プレッシャーもかかっていたと思いますが、でも始まったら、ずっと楽しめるくらいのパフォーマンスを出せたんだなと。持ち前の性格で、プレッシャーが関係なくなったのかな。パフォーマンスを出す強さも見せた」と、称賛した。
すると羽鳥は「日下さんは、しばらくテレビでお会いすることになりそうですね」と、今後、日下がメディアで引っ張りだこになる可能性を指摘、一茂は「この人は、年末（特番）で呼ばれるね」と応じ、羽鳥も「（年末は）忙しいでしょうね」と、太鼓判？ を押した。