肺がんを公表した「令和の虎チャンネル」出演の実業家、岩井良明氏（64）が8日、X（旧ツイッター）を更新。32年前に肺がんで亡くなった父や、自身の妻への思いをつづった。
岩井氏は「今日は8月8日。『パパの日』と覚えてる。32年前に亡くなった父の命日」と言及。父が亡くなったのは自身の結婚後2週間足らずでのことだったという。
「頑張って結婚式まで生きててくれたんだよな。父の肺がんがわかってから2年半。余命半年と言われたのに、良く頑張った」としのび、「32年経って、経営者としての道を継いだだけでなく、肺がんまで継いでしまった馬鹿息子。天国からどんなことばを俺に掛けてるんだろう」と思いをはせた。
また、結婚してすぐに父が亡くなったこともあり、新婚旅行には行けずじまいだったという。
「ウエディングドレスを着た2週間後に喪服を纏った詠子が何だか眩しかった記憶が...。そんなこんなで新婚旅行にも行ってない俺たち。今からでも遅くない。一緒に旅行行こう。がんがわかった日に『まだ私たち、どこにも旅行行ってない』と俺の胸で泣いた詠子」と妻についても触れ、「あの瞬間が一番切なかった…。いっぱい旅行行こ。いっぱい2人で一緒にいよ」と思いをつづった。
岩井氏は1日、自身のX（旧ツイッター）で「私、どうも最近体調が優れないなと思っていたのですが、結論『肺がん』でした。どうやら結構進行しているようで、他の臓器にも転移しているようです」と告白。YouTube活動を引退すると発表するとともに、9月22日に「生前葬」を都内で開催することも告知した。
6日の投稿では、今後の治療方針について「通院で3週間に一度の投薬治療。後は様々なセカンドオピニオンというか民間療法を取り入れてチャレンジしていく」と報告。「正式に明日から岩井良明・第二の人生を歩み始めます！またきっと弱気になったり愚痴ったりすることもあるかも知れないけど、精一杯生きます」と前向きな思いをつづっていた。