リオ五輪レスリング女子48キロ級金メダリストの登坂絵莉が8日、日本テレビ系「DayDay．」（月～金曜午前9時）に出演。パリ五輪のレスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級の日下尚（23＝三恵海運）が初出場で金メダルを獲得したことについて、「前に出る力がすごい。海外の選手に押し負けせず、引けを取らないパワーがある。圧倒的なスタミナがある。世界でものすごく層が厚い階級で価値のある金メダル」と絶賛した。
また、女子50キロ級で銅メダルに輝いた須崎優衣（25＝キッツ）には、「最初から最後まで攻め続けた結果。気持ちの切り替え方が容易じゃなかったと思います」と解説した。
金メダルの有力候補だった須崎は、1回戦でビネシュ（インド）に敗れた。そのビネシュは決勝に進んだが、計量に失敗し失格。繰り上がる形で須崎が銅メダルのかかる3位決定戦を戦うことが決まった。
減量に失敗したビネシュに関しては、「2日間にわたって試合が行われる。1日日の計量をクリアして試合をすると、食事や水分で体重が増える。それを2日目の計量までにもう1度、規定の体重まで落とす。体重管理はものすごく大変」と語っていた。