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市村優汰、初主演音楽劇ゲネプロで堂々、空中アクション 父の“金言”手作りグルメに感謝

日刊スポーツ 2024年8月8日 15時32分

俳優の市村優汰(16)が8日、東京・有楽町よみうりホールで開幕する、初主演の音楽劇「プリンス・オブ・マーメイド~海と人がともに生きる~」公開ゲネプロに参加。開幕直前取材で、父の市村正親(75)から姿勢をめぐって指導を受けたと明かした。

市村は、21年のミュージカル「オリバー!」で本格的に俳優デビューを果たし、今回が石原颯也(14)とのダブルキャストで初主演となる。劇中では人魚の王子タリクを演じ、ゲネプロでは空中にぶら下がったり、殺陣などのアクションシーンも堂々とこなし、初主演舞台とは思えない力強い演技と、みずみずしい歌声を併せ持った、存在感ある演技を披露した。

「初めての主演の音楽劇。緊張していたんですけど、稽古場に入って、みんなとできて、うれしかった。ずっと緊張はしているんですけど、出ちゃったら、こっちのもの。大丈夫です」と度胸の良いところを見せた。

父に教えを請うたかと聞かれると「僕は相談しました。もともと、姿勢が猫背なんですけど、今回の役、王様じゃないですか? (市村が)おもちゃの銃を突きつけてきて『姿勢、良くなるだろ?』と」と笑顔で振り返った。

この日のゲネプロの最中も「お父さんに銃を突きつけられていると思って…アドバイスをいただきました」と、父の「金言」が生きたと感謝した。

父が弁当を作るなど、日々の父子の生活がメディアで紹介されている。近況について聞かれると「楽屋とか稽古中も弁当を作ってくれて、手紙が入っている。部屋でこもっている時『ご飯、作ったぞ』と新作のレシピ…アボカド納豆スパゲティ第2弾が出てきて、食べたらおいしかった」と胸を張った。

この日は、ティヤム王国の王女サラを演じる藤岡弘、(78)の次女天翔天音(19)海の魔女セイレーン役の彩乃かなみ(48)海賊バッカーナ役の駒田一(60)海の道先案内人ベニクラゲ役の小堺一機(68)も登壇した。

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