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藤岡弘、次女の天翔天音 姉愛が見守る中、初ヒロイン舞台で堂々演技 父と姉のサポートに感謝

日刊スポーツ 2024年8月8日 16時13分

女優の天翔天音(19)が8日、東京・有楽町よみうりホールで開幕する、初ヒロインを演じる音楽劇「プリンス・オブ・マーメイド~海と人がともに生きる~」公開ゲネプロに参加し、開幕直前取材で父の藤岡弘、(78)が台本の読み合わせをしてくれたこと、姉の天翔愛(22)にはヒロインの心構えを教わったと明かし、家族に感謝した。

劇中では、市村優汰(16)と石原颯也(14)がダブルキャストで演じる主人公の人魚の王子タリクと巡り合い、互いを思い合うティヤム王国の王女サラを演じる。「今回、初めてのヒロインで初舞台を踏ませていただきます。1カ月…初日まで駆け足で走ってきた。劇場の中で、つながりながらお芝居できた空間が楽しいですし、こんな感じだと身にしみて実感。今日から一生懸命、楽しんで頑張りたい」と抱負を語った。その言葉とは裏腹に、ゲネプロではモデルとして国内外の各コレクション、イベントに引っ張りだこの美貌に、空手で鍛えた機敏な動きに裏打ちされたダンスに、伸びやかな歌声まで併せ持った演技を披露した。

今回の舞台は、主演の市原は市村正親(75)の長男、天翔は藤岡の次女と、2世タレントの共演も話題だ。道先案内人ベニクラゲ役の小堺一機(68)も檀上で「市村君と天翔さんは、お父さんにお世話になったので感慨深い」と口にした。

天翔は、父からアドバイスを受けたかと聞かれると「台本を最初にもらった時に、1回だけ一緒にタリクをやって、合わせてくれた」と認めた。さらに「(王女サラも)やってくれて。女の声ができるかな? と思ったら、すごく、うまくて…私もできるかなと思った。参考にしてやってみたり」と、演技指導の内容を詳細に明かした。小堺が、藤岡の声まねをして「本来、関根さんのネタ」と笑うと、天翔は「ちょっと似ている」と笑みを浮かべた。

藤岡が侍の道を追求し、武道の鍛錬を続けている一方、天翔も負けじと空手の鍛錬を続けている。劇中には、彩乃かなみ(48)演じる海の魔女セイレーンに追い詰められるシーンもあるが「空手をやっているので、ぶっ倒したくなる時があった」と口にして、笑った。

この日は、姉の愛と兄の藤岡真威人(20)もゲネを見守っていた。「お姉ちゃんは舞台が多いので、ヒロインとは、どうあるべきか、とかアドバイスを受けた」と感謝した。

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