鈴木宗男参院議員(76=無所属)は8日、東京都内の日本外国特派員協会で会見し、米国による原爆投下を受けて広島と長崎で行われる式典にロシアが招待されていないことについて、異論を唱えた。
「広島も長崎も『平和慰霊式典』と(いう趣旨を)銘打っている。平和の式典であるならば、ロシアもすべての国も、招待するのが当然ではないかと、私は思っている」と述べた。
「平和の式典には人種や言葉も越えて、平等に呼ぶのが、人としての道ではないかと思っている」とも指摘した。
ウクライナ侵攻を続けるロシアは、6日に行われた広島の平和記念式典、9日に行われる長崎の平和祈念式典には、いずれも招待されていない。