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桂文珍が恒例のNGK独演会「75歳で3席も演じるなんてアホ?」

日刊スポーツ 2024年8月9日 4時0分

「芸歴55周年 吉例88 第42回桂文珍独演会」が8日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で行われた。桂文珍(75)は、水戸黄門一行の旅先での騒動を描く古典落語「雁風呂(がんぶろ)」と、落語が滅亡した近未来を描くSF新作「落語記念日」、演じるのは50年ぶりという古典「崇徳院」を口演。満席の場内から爆笑を誘った。

8月8日恒例の独演会を重ねて42回。終演後、文珍は「ありがたいことです。自分ではまだ5、6年しかやっていない感じなんですが…。75歳になって3席も演じるなんてアホですね?」と笑顔で語った。

11月24日には「桂文珍独演会~ザ・ヒットパレード」(大阪フェスティバルホール)を控えており「55周年ということで大きな会場でやってみようかと。(自身のポスターを見て)100年に1度しかないような笑顔ですな。遺影にもなるかな?」と笑わせた。文珍が同ホールで独演会を行うのは初。演目は「デジタル難民」「老婆の休日」「地獄八景亡者戯」とヒット作のオンパレードで、ゲストには立川志の輔を迎える。

「最近、亡くなる人が多くて、地獄八景には(桂)ざこば兄さんも登場するかも。20年以上も前、けいこをつけていただいた米朝師匠にリスペクトを込めて、演じさせてもらいます」と次なる挑戦を見据えた。

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