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桂由美さん追悼ファッションショー 桂さん「愛と美と夢。この3つあれば生きていける」

日刊スポーツ 2024年8月9日 13時0分

ブライダルデザインの第一人者で、今年4月に94歳で死去した桂由美さんの追悼ファッションショーが9日、東京・千代田区の帝国ホテルで開催された。

生前に「お葬式はしないで代わりにショーをしてほしい」と話していた桂さんの遺志を尊重し、桂作品100着を冨永愛(42)ら37人のモデルがショー形式で披露した。

秋川雅史(56)は桂さんが大好きだったヒット曲「千の風になって」を歌唱し、会場の装花は親交の深かったフラワーアーティスト仮屋崎省吾さん(65)が手がけた。

桂さんの生前の思いが映像で流れるシーンもあった。「愛と美と夢。この3つを失わないように生きてきました。『愛』には友情も、家族の愛情も、愛する人の愛情もある。そういうのを1つでも持っていると人間は強くなれる。『美』は花一輪があるだけでもいい。美しいものを持っていると心は豊かになる。『夢』は持っていてほしい。ハッピーランドを作るのが私の夢だった。苦しいことや嫌なことを忘れられる世界を作りたかった。愛と美と夢。この3つを持っていたら苦しい世の中でも何とか生きていけると思う。いつも花嫁さんの幸せを一番に考えています」などと語った。

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