Infoseek 楽天

「メダル厳しい」北京陸上リレー銀の朝原宣治氏が理由解説、リレー日本代表へ「攻めのバトンを」

日刊スポーツ 2024年8月9日 16時15分

北京オリンピック(五輪)陸上男子400メートルリレー銀メダリストの朝原宣治氏が9日、NHK「パリオリンピック2024 デイリーハイライト」に出演。予選全体4番目の38秒06で突破を果たした陸上男子400メートルリレーについて言及した。

サニブラウン・ハキーム(25=東レ)→柳田大輝(21=東洋大)→桐生祥秀(28=日本生命)→上山紘輝(25=住友電工)とバトンをつなぎ、同3位の英国まで0秒02差のレースをみせた。

朝原氏は決勝進出を決めた代表へ「まず第1歩と言うことで、本当に良かったですね。東京五輪ではバトンがつながらず悔しい思いをしている、国際大会でもメダルを逃しているので、今回もう1度メダルを取り返してほしいですね」と期待を込めた。

予選の走りを分析し「サニブラウン選手と柳田選手のバトンはうまく渡せたが距離が詰まってしまい、柳田選手のスピードが乗らなかった。3走の桐生選手はカーブがすごく上手で、バトンもうまくいったが、大山選手に渡る位置がもう少し前でないとメダルは厳しいと思う」と改善点を指摘した。

決勝でのポイントについては「攻めのバトンと1人1人の走力をもう少し上げていく必要があると思っています」とコメントした。

決勝は日本時間10日に行われ、銀メダルを獲得した16年リオデジャネイロ五輪以来、2大会ぶり3度目のメダル獲得を目指す。

この記事の関連ニュース