石原良純(62)が10日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜午後2時28分=関西ローカル)に出演。東京都知事も務めた父で作家、石原慎太郎さんについて語った。
良純は2024年の「ベスト・ファーザーイエローリボン賞」を受賞。慎太郎さんも1988年に受賞しているが、「おかしくないですか?」と切り出した。
良純によると、石原家では、慎太郎さんのルールとして「朝起こすのはNG」「朝ごはんは3種類用意」などの決まりがあり、「夕飯は子どもと食べるとうるさいから、自分だけ1人(で食べる)。一家だんらんなんかなし」と振り返った。
さらに、慎太郎さんの発案で食事に行ったり、海へ行ったりする際には、通っている塾を必ず休むなど、子供たち側の予定は一切考慮されなかった。
「親の時間が先で、子供の都合っていうのはない」と明かし、「こんなのがベスト・ファーザーなわけねえじゃねえかよ!」と訴えた。
慎太郎さんは2022年2月に死去。良純は亡くなる前の慎太郎さんといろいろな話をしたことに触れ、「『子育てには興味がなかった』って、はっきり(言われた)。要するに、自分がやりたい仕事とか、遊ぶのは楽しいし、ゴルフに行ったりするのは楽しいけど、だったら子供と遊んでいるよりはゴルフだなとか…」とも打ち明けた。
「遊び人って言うと変だけど、よく遊びを知ってた。だって何もしてないから、家事」と語った。
そんな慎太郎さんと自身の似ているところを聞かれると、良純は「声の高いところ」と即答し、NON STYLE石田明(44)が「似てるところのトピック、軽いなあ」と苦笑していた。