アニメ映画「ぼっち・ざ・ろっく！Re：Re：」の公開記念舞台あいさつが11日、東京・新宿区の新宿バルト9で行われた。同名TVアニメの劇場総集編の後編。
極度の人見知りで、高校でいつもひとりぼっちで過ごしている“ぼっちちゃん”こと後藤ひとり（声は青山吉能）が「結束バンド」というロックバンドに加入。伊地知虹夏（同・鈴与紗弓）、山田リョウ（同・水野朔）、喜多郁代（同・長谷川育美）ら個性的なメンバーたちとともに成長していくストーリー。
イベントの終盤、アニメの大ファンだというAdo（21）が応援コメントを寄せた。
学生時代に孤独を抱えて“ぼっちちゃん”だった自身と重ねて、「中学生の自分が見たら自分は歌い手と一緒にギターヒーローを目指していたかもしれません。後藤さんのアクションがどれも学生時代の私のまんまで、見る度に本当に心が苦しくなりますが、こうして陰の人間模様にスポットが当たる作品をアニメとして見ることができてとてもうれしいです」。
そして、「実際大人になった自分にもものすごく刺さっていて、同時にエールにもなっています。美しく描かれすぎていない青春物に、ここにきて私は救われています。私のヒーローです。劇場で結束バンドに会えるのがとても楽しみです」と続けた。
サプライズの発表があると事前に知らされていなかった青山は「台本にない…。慌てている」とあたふた。それがAdoからの祝福コメントだと知ると「そっち～。鳥肌～」と絶叫。登壇した4人とも「えーっ」と声をそろえて驚いていた。
また、映画のオープニング曲「ドッペルゲンガー」とエンディング曲「Re：Re：」を収録したミニアルバム「Re：結束バンド」8月14日に発売することも明かした。