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“反五輪”の東大准教授「五輪ボイコットしてるのに、全編オリンピックw」自身出演番組内容告知

日刊スポーツ 2024年8月12日 9時43分

東京大学准教授の斎藤幸平氏が12日までにX(旧ツイッター)を更新。パリオリンピック(五輪)に言及した。

ドイツに赴くことを明かしている斎藤氏は11日の更新で、同日出演のテレビ番組のアカウントの、五輪を扱うことなどに触れている番組内容告知ポストを引用。「ドイツ出発前最後です!!五輪ボイコットしてるのに、全編オリンピックwww」とユーモアも交えてつづった。

斎藤氏は7月29日、TBS系「news23」に出演し、パリ五輪について「いやあ、全然見てないですね。私、反五輪で、(見るのを)“ボイコット”してるんですけど」と明かし、反響を呼んでいた。そしてその理由として「理由はいろいろあるんですけど、いきすぎた商業主義が好きじゃないとかもあるんですけど、やっぱり今回一番私が理由にしてるのは、スポーツウォッシュに加担したくないということで。それはどういうことかというと、やっぱりイスラエルの問題ですね。ロシアは戦争を理由に出れることができないわけですね。ところが国際司法裁判所がイスラエルのやってることというのはジェノサイドであり、占領政策自体も国際法違反だということを勧告している。にもかかわらず、国際社会であるとか、オリンピック協会というのが、イスラエルとしての参加は認めているというダブルスタンダードがあると。これでみんなが盛り上がって“平和の祭典良かったね”というふうにみんながもし仮になってしまったら、もしかしたらパレスチナの人たち、ガザの人たちが忘れられてしまって、このジェノサイドを覚えている人たちがいない、っていうことに私は少しでも抵抗したいなと思って、(五輪を)見ないようにはしている」などと話していた。

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