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石川佳純さん「残念ながら負けた時は言葉出ませんでした」キャスターとして臨んだパリ五輪終える

日刊スポーツ 2024年8月12日 10時51分

フジテレビ系「パリ2024オリンピック」中継のスペシャルキャスターを務めた、元プロ卓球選手の石川佳純さん(31)が12日、インスタグラムを更新。「私自身未熟な点も多かったですが、選手の思いを伝えられるよう精一杯務めさせていただきました。初めての外から見たオリンピック、世界中からたくさんの方が観戦に来ていて、街中もオリンピック一色」と、メディアの側に立って臨んだパリオリンピック(五輪)を終えての思いをつづった。

石川さんは、卓球女子で五輪3大会連続のメダルを獲得し、23年5月に引退した。

「パリオリンピック、熱い戦いが幕を閉じました。4年に1度の大舞台、今回私はキャスターとして関わらせて頂きました。歴史的建造物や美しい街並みの中で行われた、パリならではのオリンピックを感じることができました! 開会式ではセーヌ川を船に乗って渡ってくる海外選手団、日本選手団を見ていよいよ始まる!とワクワクした気持ちでいっぱいになりました」と、まずは開幕当初を振り返った。

元選手の立場で、現役選手を取材しての思いも、赤裸々につづった。

「試合直後に選手にインタビューをさせてもらう事も多く、本当に貴重な経験をさせて頂きました。勝った時は自分の事のように嬉しく、残念ながら負けた時は大きなプレッシャーの中、その選手がこの日の為にどれだけの努力をしてきたか、その悔しさを思うと言葉がなかなか出ませんでした」と、敗れた選手への取材の際に、複雑な心情を抱いたと吐露。

「でも、どんな状況でも真摯にインタビューに答えてくださった選手の皆さんには感謝しかありません」と各競技の代表選手に感謝した。

選手の家族を目の当たりにして、現役時代に自らを支えた関係者への感謝の思いも新たにした。

「また、試合中に映る選手のご家族やコーチ、サポートされてきたスタッフの方々の緊張感ある表情を見る度に、選手と一緒に戦っている事を感じ、現役時代に一緒に戦ってくれた家族やコーチ、応援してくださった方に私自身改めて感謝の思いが募る時間になりました」とつづった。

そして「感動、興奮、全てが詰まった素晴らしい舞台でした。選手の皆さん、おつかれ様でした。そして、本当にありがとうございました」と、五輪の素晴らしさを改めて感じつつ、選手に感謝した。

最後に「最後に時差もある中、テレビの前で一緒に応援してくださった皆さま、ありがとうございました!!!」と、日本で熱戦を見守った視聴者への感謝も忘れなかった。

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