バルセロナオリンピック（五輪）女子アーティスティックスイミング銅メダリスト奥野史子氏（52）が12日、読売テレビの情報番組「かんさい情報ネットten．」に出演。パリオリンピック（五輪）を振り返った。
パリを訪れ、この日朝に帰国したという奥野氏は「何がすごいって、町全体を会場にしてあの演出もすごかったし、ボランティアの人たちの温かさ、それは日本も負けていない」と現地の様子を明かしながら、「スポーツを見る目がすばらしい。盛り上がるべきところで盛り上がるし、自国の選手だけではなくて、他国の選手にも応援する。スポーツを見る力がフランスの人はすばらしかった。リスペクトがすばらしかった」と振り返った。
無観客開催の東京五輪は観客が選手の力になることができなかったとし、「今回のパリを見てたら、やっぱりあの声援で選手は押し上げられる」と元選手の目線で総括していた。