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福士加代子さん、パリ五輪欠場の前田穂南に「1番本人がなんとも言えない感情があると思う」

日刊スポーツ 2024年8月13日 20時58分

マラソンで13年世界選手権モスクワ大会銅メダルの福士加代子さん(42)が13日、大阪市内で「福士加代子×NMB48 大阪マラソン」の取材会に出席した。

来年2月24日に行われる大阪マラソンでスペシャルサポーターを務める福士さんは、たびたび大阪国際女子マラソンに出場していたこともあり、「よく走っていたので愛着がある。今回はサポーターという形で、またいろんな形で大阪に貢献できれば。特に応援がすばらしく温かいので、皆さんにも味わって欲しいし、自分自身も楽しみたい」と意気込んだ。

パリオリンピック(五輪)のマラソンで、日本勢は男女ともに6位入賞を果たした。福士さんは「両方とも最後の最後まで先頭集団に絡んでいたのは『レベルが上がったな』と思った。タイムを出すレースではなく、勝負だけの駆け引きがすごいある中で、日本人が互角に戦えたのは見てて興奮した。すげえ、次元が違うなと思って、これからのマラソン界が楽しみになりました」と振り返った。

自身も走りたくなったかと聞かれると、「またね…走らない! ヤバいなと思ったくらいで。あんなコースでね。よかった、今回じゃなくてって一瞬思いましたけど」と全否定して笑いを誘っていた。

また、日本記録保持者の前田穂南(28=天満屋)が、右大腿(だいたい)骨疲労骨折で欠場となったことについては「どの競技もそうですけど、選手全員ギリギリのところでやっているので、一番本人がなんとも言えない感情があると思う。また、元気にどこかの大会でも良いので出てきて欲しいですね」とエールを送った。

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