国際政治学者の三浦瑠麗氏（43）が14日、X（旧ツイッター）を更新。9月の自民党総裁選に立候補しない意向を固めた岸田文雄首相について言及した。
「岸田総理、総裁選不出馬とのこと、お疲れ様でした」とねぎらった上で「次の内閣は、選挙管理内閣という声がちらほらとある」とつづった。
さらに「だが、トップが急死、寝たきりの状態になるなどの事件が起きない限り、選挙管理内閣を組織するための総裁選にするのはいただけない。何年も続くことを想定して、本格派政権を志向すべき」と訴えた。
不出馬理由として自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について「誰かが責任を取らないといけない」との考えを周囲に示した。裏金事件を受けた対応で党内の支持を失い、再選は困難と判断したとみられる。岸田内閣は2021年10月の発足から3年弱で幕を閉じる。自民は総裁選で後任を選出する。