西武などで活躍した元プロ野球選手のG・G・佐藤氏(46)が15日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。いまだに自身の元へ届く誹謗(ひぼう)中傷について告白した。
佐藤氏は北京五輪の日本代表で、準決勝と3位決定戦で左翼手として先発出場したが、立て続けに落球。結果的に日本はメダルを逃した。
あれから16年たったが「現在も自分のSNSにネタにするなと言うメッセージが来る」と明かした。
ただ故野村克也氏の言葉に救われたとし「エラーから13年後、ノムさんに『人の気持ちに残ることがどれだけ大変で素晴らしいことが分かるか、だからお前の勝ちだ。経験を生かしていきなさい』と言われて考えが変わった」と言われた。
最後にこの誹謗中傷問題で訴えたいことについて「このパリ五輪で結果が出ず厳しい言葉を受けた選手もいると思う。でも解釈によっては過去は変えられると思う。私はとんでもないエラーしましたが明るく生きられてますし、そのおかげでこの番組に出られているので、明るく生きてほしいです」と伝えた。