Infoseek 楽天

石破茂氏が初めて明かす「20人推薦人確保、めどがつきつつある」自民党総裁選出馬に向けて

日刊スポーツ 2024年8月16日 15時1分

自民党の石破茂元幹事長(67)は15日夜に放送されたBSフジ「プライムニュース」(月~金曜午後8時)に生出演し、岸田文雄首相(67=自民党総裁)の不出馬表明を受けて大混戦が予想される9月の自民党総裁選をめぐり、出馬に必要な推薦人20人について「めどがつきつつある」と、初めて明かした。

各社世論調査の「ポスト岸田」調査で常にトップを独走する石破氏だが、自民党内での支持は低く、今回も20人の推薦人集めに苦労しているとの見方があったが、これに反論した形。

司会の反町理氏に、20人の推薦人集めに苦労しているのかと指摘を受けた石破氏は「(まずは)署名、なつ印をいただかないと」とした上で、過去4回総裁選に出馬しいずれも敗れた経験を踏まえ「私もギネスに載るんじゃないかというくらい総裁選に出ていますけどね、前の日まで(20人が集まるか)分からないということもあった」と振り返りながら「そこは本当に、ありがたいことで、いっしょにやろうと言ってくださる方が。私も誠心誠意、もっとお願いしないといけないと思っています。そこが足りないというご指摘は、虚心坦懐(たんかい)反省しないといけないが、『よし、やろう』と言ってくださる方は、めどがつきつつある」と述べ、スタートラインに立つための「第一条件」には達しつつあることを明かした。

一方で「『ようやく20人』ということでなく、決選投票(になった場合)では、多くの国会議員のご支持をいただかないといけない。もうすこし(国会議員が)『いっしょにやろう』と言ってくださるように自分としても努力しないといけない」とも口にした。

国民的な人気が高いにもかかわらず、推薦人集めで苦労する理由を問われると「不徳に致すところ」と述べ「面倒見が悪く、包容力に欠けると、だれかがおっしゃった。そうなのかもしれない。でも私は、どこの選挙区でも国会議員に限らず、同志が必要としているならどんなに無理をしても行きます」と、選挙応援で仲間の支援を続けてきたと強調。「それはそれとして、日ごろの面倒見が良くないのではないかい?と。日ごろの包容力が欠けているのではないかい?と。そういうふうに言われるのは、不徳の致すところです」と、反省の弁を繰り返した。

この記事の関連ニュース