パリ五輪体操男子団体で金メダルを獲得した橋本大輝（23）が16日、TBS系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）に出演。2大会ぶりに頂点を極めた裏側について、明かした。橋本は前回21年東京大会の団体では銀メダル。今回は3年越しの悲願だった。「団体総合で金メダルを獲得すると表彰台に真ん中に1人で上っていたものが、5人で上ることにもなるので、掛けられた後に『やっと取れたね』と皆で言い合えますし、帰った後も皆で喜び合うのは、すごい特別なものだと思います」と話した。
団体は任された種目で任された演技を行う。「個人競技だとは思うんですけど、18演技（6種目に各3人）をつないでいくことが、団体総合で勝つ秘訣と思っています。個人競技と言われていても、団体競技にもなれるのが体操競技のいいところだと思っています」と、魅力を語った。
今回は予選を2位で通過。最後の鉄棒で大逆転して中国との競り合いを制した。「皆で金を取りたいという思いが純粋に強かった。東京は銀で悔しかった。みんなのために戦えた」と振り返っていた。