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吉本新喜劇と人気声優がコラボ 戸松遥が川畑泰史を台本でしばく場面に「もっと強く!」助言も

日刊スポーツ 2024年8月17日 17時32分

「朗読劇ボイコメvol2~声優×吉本新喜劇~」が17日、クールジャパンパーク大阪TTホールで行われた。

2月の第1弾に続くもので、新喜劇から川畑泰史(57)諸見里大介(42)岡田直子(40)、声優の小林親弘(「ゴールデンカムイ」の杉元佐一役)、浦和希(「ブルーロック」の潔世一役)、戸松遥(「ソードアート・オンライン」のアスナ役)が参加した。

脚本は川畑が、演出は片岡百萬両氏が担当した。うどん屋の店主(川畑)と、その周囲の人物が巻き起こす新喜劇風ドタバタコメディー。出演者は全員台本を手にしての演技だが、女優の卵役の戸松がその台本で川畑の頭をしばく場面もあった。

「ずっとテレビで見ていた新喜劇の皆さんと一緒に出られるばかりか、台本でしばく役とは夢のよう。けいこでは川畑さんから『もっと強く!』と助言され、思い切りやらせてもらいました」と終演後の戸松は笑顔を浮かべた。

しばかれた川畑も「台本でええ音を出すのは難しいんですよ。日本一けいこをしない新喜劇でも前日には合わせるんですが、今回は当日に初めて読み合わせをしました。それでも皆さん、カンが良すぎます!」と川畑は手ごたえ十分の様子。

岡田は新喜劇一のオタクで、放送されているアニメの大半をチェックしているほど。声優の大ファンでもあり、2月の公演では出番がないのにずっと客席で見守っていた。「ファンすぎて(共演の声優に)声をかけられません。NGK(なんばグランド花月)で新喜劇に出るより、500倍緊張しました!」とうれしさと興奮を抑えきれなかった。

滑舌の悪さがギャグにもなっている諸見里は「朗読劇に僕が出ると聞いてミスキャストじゃないかと思いました」と言いつつ、本番では戸松を「とまちゅ」と繰り返し呼び、しっかり笑いを誘っていた。

小林は「楽しかった。すてきな体験をさせてもらいました」と感動。大阪出身の浦は「新喜劇のファンだったので、一緒にできてうれしい。また次の機会も出たい!」と喜んでいた。

公演は18日も同ホールで行われ、川畑、諸見里と新喜劇の山田花子(49)、声優の小野坂昌也、置鮎龍太郎、白石涼子が出演する。

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