歌手和田アキ子（74）は18日、TBS系「アッコにおまかせ！」（日曜午前11時45分）に出演し、パリオリンピック（五輪）陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花（26）について、11日の放送で「トドみたい」と発言したことをめぐり、謝罪した。
番組の冒頭で和田は「私事ですが少し時間を頂きたいと思います」と切り出し「先週の放送で、女子やり投げの北口榛花選手に対し、動物に例えるという不適切な発言をしてしまいました。おわびします」と深く頭を下げた。。
続けて「私自身は彼女のことが大好きで、日本で活躍している時も本当に応援していました」と述べた上で、「念願の金メダルを取られ、私は心から、本当に心からうれしく思い、テレビを見て泣いたくらいです」と打ち明けた。
さらに「それが先週、彼女の寝そべっている姿を見た時に、かわいい、わあ、かわいいと思った瞬間に出た言葉が、動物に例える言葉だった。リスペクトが足らなかったと思います。すいませんでした」と続けた。「北口榛花選手、関係者のみなさまに心からおわびしたいと思います。申し訳ございませんでした」と述べ、再び頭を下げた。
和田は11日の放送で、北口が験担ぎの一環として、昨年の世界陸上で食べていたスポーツカステラを、決勝でも自身の競技の間に寝そべりながら口にしていた映像が流れた後、「なんか、トドみたいなのが横たわっているみたいな。かわいいなあ」と口にした。北口が試合中に寝そべるのは、体のコンディションを整えることを重視する側面があるため。「かわいい」とは述べたものの、金メダリストをトドに例えたことについて、SNSを中心に疑問の声が上がっていた。
和田は17日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」（土曜午前11時）に出演した際も、番組冒頭で「先週の私の発言で、本当にお騒がせしています」と言及。「北口榛花選手と関係者のみなさんに、本当に不適切な発言をしてしまって、不快な思いをさせたと思う。本当に申し訳ございませんでした」と、謝罪の言葉を口にし、その際「あらためて、明日きちんとお話ししたいと思います」と、18日の「おまかせ」でも説明する考えを示していた。