「コバホーク」こと自民党の小林鷹之前経済安保相（49）は19日、国会内で記者会見し、岸田文雄首相（67）の不出馬表明に伴う9月の自民党総裁選への出馬を正式に表明した。「私小林鷹之は、来たる自民党総裁選に覚悟を持って出馬することを表明します」と述べた。
現在、10人を超える自民党議員の出馬が取りざたされているが、正式に出馬表明したのは小林氏が初めて。いち早く名乗りを上げた理由を問われ「私は今回、知名度もなくチャレンジャーだ。1日でも長く国への思いやビジョン、政策を1人でも多くの国民の方に知って欲しい」と強調した。 「実は、8月16日に出馬会見を考えていたが、台風歩到来があり私の判断でこの日にした」と述べ、当初予定した16日の予定を台風で延期したことを明かしたた。
知名度拡大の対応策について問われると「まったく知名度がないところからのスタート」と認めつつ「今回は『顔見せ』で臨んでいるのではない。勝ち抜く覚悟で臨んでいる」と強調した。「やったことはないが、YouTubeライブ（配信）にも挑戦したい」と述べ、SNS発信にも力を入れる考えを示した。