俳優平方元基（38）が19日、主演舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の取材会を東京・TBS赤坂ACTシアターで行った。
父親になった37歳のハリー・ポッターと、息子アルバスの冒険物語。ロングラン3年目で先ごろ観客動員100万人を突破した。平方は、7月からハリー役を演じている。
ハリー役に決まった時の思いを聞かれると「うれしかったのと、まずいことになったという」と笑顔。歴代のハリー役の苦労を知るだけに「とてつもないことをやるんだなと、いざ決まるとビビりました」。
カンパニーのチームワークに自信をみせ、「大所帯だがみんなプロの集まりで楽しい」と話す。「1年目の人たちはゼロから作り上げなけれけばならなかったので大変だったと思うし、それを引き継いで3年目もやれているという実感がある。これから4年目、5年目と続いていくなかで、僕たちがちゃんとバトンをつないでいかなければ」。
生活の中で使ってみたい魔法を聞かれると、火をおこす魔法の「インセンディオ」と答えた。「普段絶対使っちゃいけない魔法ですけど」と笑いながら、「ラーメン作っている時に、菜箸持って『インセンディオ』とかボソッと言ってみたり。役をやっていると、生活がハリー・ポッターになっちゃって」と笑顔で話していた。