KOSE8ROCKSは10月13日開幕のD.LEAGUE24－25シーズンに向けた新ディレクターにSHUVAN（38）の就任を19日、発表した。昨季までチームの振り付けや音楽をサポートするクリエーティブディレクターを務め、前ディレクターのKakuを支えてきた。
また、福岡県久留米市発のブレイキンチーム九州男児新鮮組で、KOSE8ROCKS所属のTaichiら多くのダンサーを育成してきた。ブレイキンをはじめ、アクロバットや組技などダイナミックなショーケースの制作にも実績があり、3季ぶりのチャンピオンシップ（CS）優勝を目指す強化策として、内部昇格を決めた。
SHUVANは「D.LEAGUE開幕当初から裏でサポートしてきたこの大切なチームの目標はただ1つ、王座奪還。『新しい気持ちをここから』ではなく、今までの思いの続きを進みます。初代ディレクターISSEI、前ディレクターKaku、そして人生をかけて挑戦し続けているメンバーたち。それぞれの想いを引き継ぎ、ブレイキンの新たな時代に向けて進み続けます。僕が憧れたBBOYたちのように。僕らも憧れられる存在へ。皆様よろしくお願いします」と力強く話している。
この日、発表されたShigekixの加入とともに、リーグ唯一のブレイクダンスチームとして、楽しみな新体制がスターとした。
◆SHUVAN（しゅーばん＝深見修平、ふかみ・しゅうへい）1986年5月20日生まれ、福岡県出身。10歳で母親が運営するダンススタジオに所属しダンスを始める。14歳で初めて見たブレイクダンスチーム「BRONX」に衝撃を受け、ブレイキンをスタート。母親の紹介で「インペリアルJB’s」のKid先生より指導を受ける。同時にチーム「九州男児新鮮組」を立ち上げ、「九州・久留米から世界へ」を目標とした次世代クルーをダンススタジオで結成する。当時アメリカでレジェンドとして名を上げていたBBOY IVANの映像を見て2度目の衝撃を受け、本名の「シュウヘイ」からIVANスタイルへの憧れを込めて「SHUVAN」に改名。当時日本では珍しかったアクロバットスタイルで経歴を残していく。その経験を九州男児の次世代メンバーに伝え、チーム「九州男児新鮮組」が誕生。リーダーのISSEIなどさまざまなBBOYたちを指導し久留米から世界のステージまで押し上げる。
東京に上京後、WINGZEROと出会い、彼が所属する「FOUNDNATION」に加入。リーダーのDRAGONと出会いダンスに対しての可能性やマインドを受け世界のステージを目指す。現在はBBOY SHUVANとして現役でパフォーマンスしながら、スタジオ運営、九州男児次世代BBOYの育成、アイドルへのダンス指導、エンターテインメントへの挑戦など多方面で活躍している。
※KOSEのEはアキュートアクセント付きE