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三木谷浩史氏、自民党総裁選に向け働き方の議論要望「日本は働く人が減少し、移民も否定的」

日刊スポーツ 2024年8月20日 13時16分

楽天の代表取締役会長兼社長最高執行役員、三木谷浩史氏(59)が20日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党総裁選を踏まえて、働き方改革の議論を要望した。

三木谷氏は「自民党の総裁選が始まる。ぜひ働き方についても議論して欲しいと思う」と切り出し、「国家が『一元的に』単純な時間制限を押し付けるのは、仕事を通じて挑戦したり、より働いて自分の力をあげたり、収入を増やしたいという人の自由を奪う愚策だと思う」と現在の時間外労働の上限規制について言及した。

続けて「こんなことを言うと叩かれるのだろうけど、日本は働く人が減少し、移民も否定的」との見解を示した上で「日本の将来を考えているベンチャー起業家の一人として、敢えて発言させて頂きました」とつづった。

19年4月に施行された時間外労働の上限規制では、残業時間の上限は原則として月45時間、年360時間とし、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできない。また、臨時的な特別の事情があって労使が合意する場合でも、年720時間以内、複数月平均80時間以内、月100時間未満を超えることはできず、違反した場合は罰則が科せられるおそれがある。

9月の自民党総裁選は岸田文雄首相(67)の不出馬で大激戦が想定される。次期総裁候補をめぐっては石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、高市早苗経済安保相、小泉進次郎元環境相らの名前が取り沙汰されている。

19日に「コバホーク」こと小林鷹之前経済安保相(49)が国会内で記者会見し、出馬を正式に表明している。

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