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名作児童文学「はれときどきぶた」著者矢玉四郎さん死去 老衰 満80歳に家族「生き切った」 

日刊スポーツ 2024年8月20日 13時48分

名作童話「はれときどきぶた」シリーズなどの作品で知られる児童文学作家の矢玉四郎氏が死去したことがわかった。同シリーズを出版する岩崎書店が20日、公式サイトで伝えた。

公式サイトでは「『はれときどきぶた』シリーズの著者、矢玉四郎先生が2024年7月14日に老衰のため逝去されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。ご葬儀は、矢玉先生のご遺志により、家族葬にて執り行われました」と報告。

「春頃から体調を崩されていたそうですが、直前までメールでお返事くださっていましたので、私どもとしては思いもよらないことでしたが、満80歳、ご家族は、『生き切った』とおっしゃっていました」と記した。

「はれときどきぶた」は80年に刊行され、現在でも毎年版を重ねる超ロングセラー&ベストセラーになっている。同書店は「こんなにも長く多くのこどもたちに愛され続ける作品に弊社が伴走できたことを大変光栄に思い、深く感謝しております。矢玉先生も見守ってくださる中、則安くんやぶたはこれからも活躍を続けます!ひきつづきよろしくお願いいたします」と、感謝の思いとともに、読者へ呼びかけた。

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