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妻とのなれそめも…コバホーク小林鷹之氏が初のYouTubeライブ、安倍元首相との思い出も語る

日刊スポーツ 2024年8月21日 7時0分

岸田文雄首相(67)の不出馬表明で大乱戦が想定される自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)にいち早く名乗りを上げた「コバホーク」こと小林鷹之前経済安保相(49)は20日夜、知名度アップ戦略の一環でYouTubeのライブ配信を行った。政策というより「自己紹介」や家族の話などに触れたほか、2022年7月に銃撃死した安倍晋三元首相との「果たせなかった約束」についても語った。

出馬会見で「知名度がないところからのスタート」と話したように、知名度アップが大きな課題の1つとなっている小林氏。自身の人柄について「冗談もまじめに受けてしまい、真剣に考え出すと『顔が怖い』と言われる。出馬会見の前にも『笑顔で』と言われた」「なかなか、あの場では笑顔は出せないですが…」と苦笑いしつつ、「表情改革」に取り組んでいることを明かした。

「知名度上がりますよ」とのコメントには「上がってほしいな」と漏らし「外交にはユーモアセンスが大事」との指摘には「ユーモアは苦手な部分があり、なんとか磨いていきたい」と応じた。

安倍氏との思い出を問うコメントにも反応。安倍氏が亡くなる数日前、地元で憲法改正に関する会合で講演した際、会合に出席していた安倍氏が自身の話を聞きたがっていると知り、「身が引き締まる思いだった」と振り返った。「今度2人で飯を食おう」と誘われ、食事日程を7月下旬に入れていたことを明かし「楽しみにしていたが、かなうことはなかった。話を聞きたかった」と振り返った。

また、弁護士でもある妻とのなれそめを問う質問には「大学(東大)の同級生で1年からお付き合いをしていた。私は(埼玉県戸田市の)ボート部の合宿所に住んでいたので、せいぜい会えて月2回。よく許してくれたなと」と、のろけるひと幕もあった。

この日は30分強のライブ配信で、約1500人が視聴。小林氏は「また近いうちにやります」と述べた。総裁選の本筋である国家観や政策に関する訴えとは別に、SNSやYouTubeを通じた柔らかめの発信も行い、知名度の拡大につなげたい構えだ。

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