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乃木坂46卒業・引退の掛橋沙耶香「私の最後のブログです」先輩へ感謝も「意地でも敬語を使う」

日刊スポーツ 2024年8月20日 23時33分

乃木坂46からの卒業と芸能界引退を発表している掛橋沙耶香(21)が20日、「最後のブログ」を更新した。前日19日にグループの公式YouTubeチャンネルで、事前収録した卒業セレモニーの様子が配信され、最大17万人以上が同時視聴していた。アーカイブ動画も1日足らずで100万回以上視聴されている。

「最後に大好きな皆さんへ」と題し、「掛橋沙耶香です。私の最後のブログです」と切り出した。「卒業セレモニー、スタッフさんたちと璃果と一緒に見ました」と同期の佐藤璃果(23)の名を挙げ、「怪我をした時に私のことを心配してくださった皆さんに、私の元気になった姿を届けられるように、卒業セレモニーをYouTubeでの配信で行うことにしたので、プレミア公開で見てくださった方も、アーカイブ配信で見てくださった方も沢山居て安心しました。大きな会場で見送ってもらえたような気持ちになりました」と心境をつづった。

卒業セレモニーでは掛橋のチョイスで、同期の4期生たちと4期生楽曲を多数パフォーマンスした。「4期生の楽曲って明るくて、卒業セレモニーでも笑顔になれますよね。あまりしんみりしたくなくて、4期生の楽曲を全曲披露して楽しく締めくくりました!」と説明した。

後輩の5期生、岡本姫奈(20)や菅原咲月(18)とのツーショットも掲載した。「卒業に向けてストイックにダイエットをしたので、食べ物のカロリーを気にする度に、姫奈は心配して『掛橋さん!だめですよ!』って言ってくれて、一口齧っただけでも褒めてくれました。ダイエットを終えた日は、姫奈も含めたメンバーたちで集まってホールケーキを食べました」と明かし、「もちろん、咲月も居ました!私はダイエット中にもチートデイは必ずクロワッサンを食べました」と振り返った。

あらためて活動を振り返り「素敵なメンバーたち、スタッフの皆さんに囲まれた6年間でした。沢山の先輩方に、卒業おめでとうって言ってもらえた時にも、スタッフさんに、よく頑張ったって言ってもらえた時にも改めて思ったけど、ここの皆さんは、私の大好きな1つの大家族です」と感謝した。「ライブチームの皆さんに教わったことも、全部私の糧になりましたし、ほぼ毎朝のようにメイクさんに髪を結んでもらった時間も、今思えば大切な時間でした」と述懐した。「ファンの皆さんも、私の選択を受け止めてくれて本当に有難う。私のこの感謝の気持ち、伝わりますように」と呼びかけた。

さらに、活動休止に特に支えられたという、3期生の先輩、与田祐希(24)とのツーショットをアップ。「最後に、与田さんのことを! 私のことを沙耶香って呼んでくれるようになりました。与田さんは私に何度も『下の名前で呼んで!』『タメ口にして!』って言ってくださったけど、私は意地でも与田さんに敬語を使うつもりです。与田さんは、与田さんの思う以上に素敵な人で、私の大切な人です」と記した。

「乃木坂工事中の3期生紹介で与田さんを見て、一目惚れをして、乃木坂46に入った後は楽屋で隣の席に座ったりよくご飯を食べに行ったりするようになって、今では何でも話せる仲です」と回想し、「与田さんの家で手料理を食べさせてもらったことも、カラオケで無口なライオンを歌ったことも全部私の宝物です。実は器用で料理も歌も何でも上手で、でも何にも固執しなくて、知れば知るほどに不思議です」と伝えた。

その上で「同じ田舎育ちで、与田さんよりも身長も大きくなったけど、私よりも2歳年上の与田さんは、常に何歩も先を歩く私のお姉さんです。私は与田さんの力になりたくて一緒に居るのに、与田さんは物知りで何でもこなせてしまう」と打ち明け、「ただの惚気話でした。ずっと大好きです。ずっと味方です。では」と告白して締めた。

掛橋は15歳だった18年8月に「坂道合同オーディション」に合格し、「さぁちゃん」などの愛称で親しまれた。22年8月29日に東京・明治神宮野球場で行われたライブで、パフォーマンス中に一塁ベンチ上の階段から転落し負傷。治療に専念するため休業していた。今月10日にブログで、オーディション合格から丸6年となる8月19日をもってグループから卒業し、芸能界から引退することを発表していた。

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