著名ボディビルダーの北井大五（きたい・だいご）さんが今月19日、52歳で亡くなった。交際していたボディビルダーでフィットネスモデルのREIKAら、複数の関係者が21日までに伝えた。通夜は今月24日午後6時、葬儀は翌25日午前9時30分から、神奈川の「葬儀の板橋 三ツ境ほうさい殿」で行われることも告知されている。
REIKAはインスタグラムで「かねてよりお付き合いしておりました北井大五ですが、令和26年8月19日0:25 52歳にて永眠いたしました」と報告。「最後の最後までボディビル一筋の人生でした。強くて優しくて誠実で真面目で穏やかで可愛くてかっこいい彼でした。沢山の方々に慕われて愛されてました」とつづった。
「亡くなる数時間前までは普通に一緒にお出かけもでき、最後も会えて話せて看取れてよかったです」と最期の様子も回想。「今の私の成長は、彼あってこそです。感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。7年半ありがとう」とつづった。
REIKAは続く投稿でも、通夜となった24日にステージに立ち、勝てば告別式の日程の25日に「プロ戦デビュー予定だった」と紹介。「最後まで彼らしい日を選んでくれました」と記した。
北井さんの兄の実業家、北井孝英氏もXで訃報について投稿。「突然のご報告失礼致します。弟の北井大五が8月19日、永眠致しました。ご存知の方も多いかと思いますが弟はボディビルに生涯を費やした人生でした。皆様の応援、大変ありがとうございました。取り急ぎご報告させて頂きます」と記された。
北井さんはパーソナルジムを運営しながら世界的ボディビル連盟WBPFの日本代表などを務め、同連盟の世界選手権3位となるなど、著名なボディビルダーとして知られる。4日にはXで、1月に入院して20キログラム近く痩せたことを報告。約半年たってボディビルの大会に復帰し「なんとかステージに立てるくらいにはなり、大会で優勝させて頂きました」と投稿していた。