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橋本環奈、朝ドラ神戸ロケは順調「夜景のきれいなところに」地元福岡と同じ方言にもビックリ

日刊スポーツ 2024年8月21日 17時12分

今秋スタートの連続テレビ小説「おむすび」(9月30日スタート)でヒロインを務める女優橋本環奈(25)が21日、神戸市内で、共演の緒形直人(56)新納慎也(49)と取材会に出席した。

橋本演じる“平成ギャル”米田結(よねだゆい)が神戸、大阪に移り住み、栄養士となって現代人の問題を「食の知識とコミュ力」で解決する平成青春グラフィティ。結は幼少期、神戸で暮らしていたが阪神・淡路大震災に被災。福岡・糸島に移住し青春時代を過ごした。高校卒業のタイミングで一家そろって神戸に戻り、栄養士を目指していく。

神戸編の撮影は5月ごろから始まっており、ロケも順調に進んでいる。この日は、商店街の防災訓練のシーンなどの撮影を行った。橋本は「朝ドラを見てる皆さんが明るく楽しく1日を始められるようにという気持ちもありつつ、震災のことをやっぱり軽々しく口にすることではないので、そこに寄り添って撮影できるように大切に演じさせていただいてます」と物語で震災を描いていることへの思いを語った。

一方で、神戸の印象については「すごく新鮮で、ご飯もおいしいし、神戸の皆さんも温かい」。神戸では「~する」を、方言で「~しとう」と話すが、「『何々しとう』って神戸でも言うんですよね。博多弁でも言うんですけど、親近感がわいたり、港が近いからなのか言葉が似ている部分があって、神戸の皆さんの活気のある感じがすてきだなって思います」

プライベートや映画の舞台あいさつなどでも神戸を訪れることはあまりなく、「ポートタワーとか摩耶山の掬星台とか、夜景のきれいなところに行ったりしてすごく印象的で楽しかった」と神戸ロケをエンジョイしている。

ドラマでの結はギャルという設定だが、橋本にとって“ギャル”とは「ギャルって一言に言うと、見た目のこととかを印象にもたれるかと思いますが、気持ちが好きなことを貫くっていうことがギャルだとずっと言っていて。好きなことを貫く、他人の目は気にしないというカッコイイ姿、自分らしく生きているのがギャル」。

そのため、自身についても「私も自分らしく好きなことをやれているのでギャルだなっていう風に思います」と笑顔で語った。

そんな橋本に緒形は「誰よりも声が大きくて、この子だったら任せられるというエネルギーを感じている」と絶賛。何度か共演歴のある新納も「いい意味で現代っ子。物おじしないし、キャピキャピもしてないし、冷静でクレバーな女性。すごくニュートラルで、しゃべっていることにウソ、偽りがないと感じさせてくれる」とほめた。

制作統括の宇佐川隆史氏も「『よし、やろう』とかみんなに気合を入れてくれる。なんとも言えずカッコイイ」と制作現場での橋本の姿を紹介。

朝ドラヒロインを描くにあたり、「これから生きていくときに元気の良さとか自然と明るくする力、何より生き方に無理がない。無理なく自分が楽しんでいこうって、実はすごく今に必要なんじゃないかということを描いていきたい」との思いがあったとし、「いろんなことを打破する力みたいなものを橋本さんに感じています」と、橋本にキャスティングし、ともに物語を作っていくことに喜びと手応えを感じていた。

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