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須藤茉麻、代役主演の舞台開演 30代での高校生役に「新鮮な気持ちで」ゲネプロに学生らも招待

日刊スポーツ 2024年8月21日 17時22分

須藤茉麻(32)夏目愛海(26)加藤夕夏(27)七瀬恋彩(21)が21日、東京・足立区のシアター1010などで上演する舞台「幕が上がる」のゲネプロ&取材会に出席した。

主演の須藤は「まずはホッとしています。今回、膨大なセリフ量でして、ずっと稽古中は台本と向き合っていました。無事に稽古も終えて、ゲネプロ始まるまでもみんなで『頑張ろうね』と言っていたのが発揮できたのではないかと思います。また気持ちを引き締めていきたいと思います」とあいさつした。

今回のゲネプロには足立区内の小学生から高校生までの学生らを無料招待した。夏目は「小説、映画、そして今回と同じ作品でも全く別物だと感じると思うんです」と語り「初めて見る方も多いと思っていて、舞台は生もので毎公演変わると思うので、ぜひよかったらお父さんお母さんにまた見に行きたいよと言ってくださったらきっと一緒に行こうかといってくださると思うので、舞台の生で感じられる部分をたくさんの方に感じ取っていただけたらと思います」と呼びかけた。

加藤も「緊張感もありましたが、すごく温かい目で身を乗り出して見てくれている感じが伝わりましたし、興味津々という感じで最後まで見てくださっていたのがうれしかったです」と振り返った。

舞台は劇作家平田オリザ氏の小説原作で、全国大会出場を目指す高校演劇部の少女たちの青春を描く。2015年に映画化、舞台化が実現し、ももいろクローバーZのメンバー全員が出演するなどして話題に。昨年に再び舞台化され、再演を望む声が多く届いたことから今年の上演も実現した。

主演のさおり役は元つばきファクトリーの山岸理子(25)が務める予定だったが、適応障害と診断され、7月に降板が決定。同じ事務所所属の須藤が急きょ代役を引き受けていた。須藤は30代での高校生役となり「まさかまた制服を着るとは思っていませんでした。新鮮な気持ちで臨みましたが、今の高校生の分からない部分は演出家さんとすり合わせながらやっていました」と明かした。

最年少の七瀬は「稽古では大人組の方々のアドバイスを吸収したり、みんなで言い合ったりもして良い関係性でできたと思います」と話した。ブレイキン(ブレイクダンス)などを得意としており「技も入れたりしていたんですけど『スカートなので(止めて)』と言われて。またどこかで披露できたら」と明かし、加藤は「稽古では見られていて、逆立ちするところとかもあって私たちはかっこいいってなってました」と振り返っていた。

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