21日夜、東京都心を猛烈なゲリラ豪雨が襲った。SNS上には、あまりの雨量と激しさに、都営大江戸線の国立競技場駅（東京都新宿区）の階段から駅構内に向かって、滝のように雨が流れ込む様子や、市ケ谷駅（同）の地下エリアが水であふれた様子などの動画がSNSに投稿されており、インターネット上で「国立競技場駅」「市ケ谷駅」「浸水した」などのワードが、次々にトレンド入りする事態になった。
21日夕以降、東京都では品川区で一時、土砂災害警戒情報が発表されたほか、気象庁は一時、港区、新宿区、品川区、渋谷区、目黒区などに大雨警報や洪水警報を発表した。港区付近では午後7時までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表し、注意を呼びかけた。 SNS上には、国立競技場駅で地上から地下に降りる階段を滝のような雨が流れ落ちる動画や、市ケ谷駅の地下鉄エリアが大量の雨で洪水のようになっている様子の写真が投稿され、この日都心で降った雨のすさまじさを物語っている。
SNSには「地下鉄市ケ谷駅浸水しとる 階段が滝」「市ケ谷駅水没」「国立競技場駅の地下に流れる雨水やばすぎる、まるでウオータースライダーのよう」「新宿駅にウユニ塩湖が出現し、国立競技場駅はスプラッシュマウンテンと化した…それが都心のゲリラ豪雨…まさにサバイバル」「市ケ谷駅もヤバかったそうですが、まさか国立競技場駅もこんなことになっていたとは…」など、心配する内容のコメントが多数寄せられた。