11日に閉幕したパリオリンピック（五輪）体操女子個人総合や団体などで金メダル3つと銀メダルを獲得した米国の絶対女王シモーネ・バイルズ（27）が、五輪後の祝賀会で高級シャンパンを押し売りされそうになったと明かして話題を呼んでいる。
バイルズはTikTokに投稿した動画で、閉会式後にパリの街に繰り出してクラブに行ったと話し、そこで1本2万6000ドルの高級シャンパンを請求されたと告白した。「正気なの？もちろん、買わなかったけど。なぜ私をそんな風にショー化するの？」と、ぼったくりまがいの押し売りに困惑したことを明かした。
米CNNによると、米国の五輪委員会は金メダルには3万5000ドル、銀メダルで2万2500ドル、銅メダルで1万5000ドルの報奨金を支払うといい、バイルズは他にもスポンサー契約などで数百万ドルの収入を得ていると報じられている。
店名や高級シャンパン代を請求されそうになった理由や経緯、銘柄などは一切明かしていない。バイルズは自身のインスタグラムのストーリーで閉会式後に祝賀会に出かけたことを報告。妹と一緒にパーティーを楽しむ様子を投稿していた。
バイルズは閉会式で行われた2028年ロサンゼルス五輪への引き継ぎ式にロサンゼルスのバス市長と共に登場し、米俳優トム・クルーズに五輪旗を手渡す大役を務めていた。
バイルズは試合後にフランスの高級ブランド、エルメスで買い物する様子をインスタグラムのストーリーに投稿し、その後に地元メディアが高級バッグを購入したと報じてバッシングを受けていた。（ロサンゼルス＝千歳香奈子）