エジプト出身のタレント、フィフィ（48）が22日までにX（旧ツイッター）を更新。NHKの中国籍の外部スタッフによる不適切発言騒動に私見を述べた。
フィフィは、NHKが19日に放送したラジオ国際放送などの中国語ニュースの中で、中国籍の外部スタッフが、沖縄・尖閣諸島を「中国の領土である」と不適切な内容を述べた件について、「その中国人との契約を解除しましたなんて、やったもん勝ちで終わらせてはいけない。中国は工作員をあえて送り込んでいる可能性も…国によるNHKへの調査をすべき」と、同局や国の対応に関する自身の考えを述べ、「だいたい日本のメディアは中国に限らず韓国など日本を敵対視する国への警戒心が無さすぎ、どんだけ入り込まれてんの…」と懸念した。
続くポストでは、今回の件に対する中国のSNS上での反応を記した上で、「中国は今後もどんどんプロパガンダを仕掛けてくるよ」と臆測。「問題は日本の危機感の無さ…だいたい世界のどこに敵対視してくる国の人間を、放送局で働かせる国がある？ヤバすぎでしょ」と繰り返した。
NHKは19日に不適切な放送があったことを発表。外部スタッフと業務委託契約を結んでいる関連団体を通じて、本人に厳重に抗議したと明らかにした。当該関連団体は、原稿を読んだスタッフ本人との契約を解除する方針だと明らかにした。NHKは「ニュースとは無関係の発言が放送されたことは不適切であり、深くおわび申し上げます。再発防止策を徹底します」とのコメントを発表している。